薫るクローブの季節

 「クローブが船で積み出される季節になると港の周辺一帯にその独特の香が漂うんだよ」というのは、JATAツアーズの仕事もよく手伝ってもらっているザンジバル(ウングジャ島)のガイド兼運転手のムゼーの言葉だ。そのちょっと刺激的な甘さもある香りから逃れられなくなるらしい。  そしてちょうど今、ザンジバルのウングジャ島やペンバ島の村々では収穫し…

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マコンデ彫刻展〜精霊(シェタニ)たち

 来年のことを言うとシェタニ(精霊)が笑うかもしれませんが、タンザニアのシェタニのマコンデ彫刻たちが2022年1月18日から2月6日までの間、わさわさと東京は座・高円寺のGarellyアソビバに集まります。  このブログでも何度かご紹介してきたマティアス ナンポカ(1971〜 )の作品を中心にお届けします。一番上の…

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アフリカンアートミュージアム

 ずっと行きたいと思っていた山梨県は八ヶ岳南麓にあるアフリカンアートミュージアムの訪問が叶った。  JR中央線長坂駅からタクシーで約5分(自分で車で行く人には駐車場もある)。のんびりとした雰囲気の長坂駅を離れ、緑豊かな丘を上がっていくとミュージアムの青空と緑に映える白い建物が現れる。  入り口の前に立っている大きな…

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アブドゥルラザク グルナ氏による『インド洋の旅』

 今年のノーベル文学賞は、ザンジバル出身のアブドゥルラザク グルナ氏が受賞した。彼の存在や作品のことは受賞前、ほんのひと月半前に偶然知った。 『THE MOST TRANSLATED BOOKS FROM EVERY COUNTRY IN THE WORLD』(世界すべての国で最も翻訳された本)というサイトをたまたまネットで見つけ…

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タンザニアの子どもには反抗期がない!?

 今回のタンザニア滞在で息子のタンザニア人の幼馴染Yくんの家を訪ねたときのこと。Yくんのお母さんのAさんとも長年のつきあいなので「いつでもおいで」と言われてた。が、今回の渡航前、久しぶりに一年以上続けて日本に滞在していたわたしは、日本人的感覚(?)が蘇ってきてたのか(昼食に誘われているわけでもないし、やはりお昼ご飯の時間帯は外した方がい…

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映画『Tug of War』ー国境を越えるザンジバルの歴史と恋

"We made a lot of films. But they don't cross borders" (我々は多くの映画を作ってきた。でもそれらは国境(ボーダー)を越えていない)  タンザニアとの行き来などで国際線に乗った時、機内でアフリカ映画を観ることがある。東西南北アフリカの普段あまり触れることが…

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ウジャンジャなカエルの物語

前々回のブログで登場したウォルター ボゴヤ(Walter Bgoya)さんの絵本のご紹介。日本の絵本のストーリーとは一味か二味違います。  今回は「The Story of the Crow and the Frog」(カラスとカエルの物語)。ボゴヤさんの絵本はスワヒリ語バージョン※1もあるのだけど、今回は英語版し…

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瓶とプラスチックボトル

 先日、東京近郊のとある食堂で息子が「懐かしい」と頼んだのが瓶入りのバヤリースオレンジだった。現在アラサーの息子はタンザニア生まれで20歳までタンザニアで育ったので、多分一時帰国での法事などに出席したときにそれを口にしたんじゃないかなと思う。ちょっとウエストを絞ったような瓶の形もオレンジの色もそのままで、味わいも以前と変わらないようだっ…

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老舗の本屋さんと長く続く贈り物

 ダルエスサラームの街中のサモラアベニューにある本屋さんTPH Bookshop(Tanzania Publishing House Bookshop)は1966年創業でずっと同じ場所で営業している老舗の本屋さんだ。(同年にタンザニアで最初に設立された出版社でもあるという※1)  タンザニアで出版された本を中心に学術書から…

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独立まもない頃のタンザニアのお札!

 うわー、ニエレレ初代大統領が若々しい!タンザニアの旧紙幣なれど、まだまっさらなピン札です!  夫の実家で片付けをしていたら引き出しの中から封筒に包まれて出てきました。夫はタンザニアにいた時も紙幣のデザインが更新された時、なぜだか綺麗なままのそれぞれのお札を保存しておくのが好きでした。  今回のは初めて見るお…

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