混じり合って生きる日常:大雨と中国正月

 新しい年、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

 昨年末、実家のふとしたところから亡き母が、諸々閉じていたファイルが出てきました。自身の日々の出来事を綴ったものの中に、下記の以前の家族ブログにわたしが記したものも閉じてありました。タンザニア、ダルエスサラームの年末年始は例年、小雨季の時季。その大地を湿らす空気と共に、さまざまな人々とつながり合って生きていたタンザニアでの生活が色彩を持って浮かんできたのでした。思えば、我々もタンザニアでは「外国人」であり「移民」でもあったわけで、そんな我々やほかの外国人やいろんな文化や宗教の人々を包み込むような、「そこにいていいんだよ」って言ってくれるような街ダルエスサラームまたはタンザニアに感謝の念が湧いてくるのでした。ずっとそうであってほしい。

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今回のブログ内容とは直接関係ないけど、お正月なので、ダルエスサラームの花盛りのブーゲンビリアをどうぞ


<大雨と中国正月> 2009/1/26

 昨日の午後、晴れているのに遠くから雷の音が繰り返し聞こえていた。そのうち空模様がだんだんと怪しくなり、雨がちょっとだけ駆け足でやってきた。土の濡れる匂いが漂って、太陽の熱がこもっていた大地を冷ましていく。汗の止まらないような暑さからちょっと解放された午後であった。
 
 「最近、豆腐を食べていない」と夫が言う。昔からの知り合いの中国人のLおばさんは、中国料理のレストランのオーナーで、わたしはよく彼女の店に豆腐を買いに行っていた。木綿豆腐だけど、冷奴にしても十分おいしい。
 昨年の北京オリンピックの辺りからずっと店を閉めている。「なぜ?」と訊くと、「コックがいないから。コックが戻ってきたらまたやるよ」と言うが、一向に再開する気配もなく。でも、なぜか豆腐だけは豆に作っていて(駄洒落だよー)一時期など、3日もあけずに「豆腐を作ったから買いにおいで」と連絡がはいることがあった。だけど、ここのところ、連絡がない。豆腐を作ったら教えてねとは言ってあるのだけど。(ちなみに彼女との会話はスワヒリ語です)

 昨日、「もう豆腐はつくってないの?」とLさんの携帯にメッセージを入れたら、すぐに「いくつ欲しいの?」と電話が来た。期待していたらまたメッセージが入り、「今日は水がないので作れない‥」とのこと。そして昨日からチャイニーズニューイヤーがはじまったそうな。水曜日までは中国正月なんだって。そうだったんだね。
 香港にいたころはお正月で4日間連続で休みになるのがなんとも嬉しかったし、この時期だけビクトリアパークで夜通し開かれる花市をひやかして歩くのも、浮かれ気分で楽しかった覚えがあるなあ。
 ここにいるとヒンドゥー教徒の新年やらムスリムの新年やら、それぞれ違うカレンダーの新しい年の迎え方があるのがわかっておもしろい。
 しかし、豆腐はいつできるの?

 夜中には雷の音で起こされた。そしてすぐに大きな滝の中にいるような雨音がつづくので、眠れたものではない。この前、大家が屋根の葺き替えをしてくれたので、雨漏りはしないだろうと思うとちょっと安心する。そのうちに部屋の中を一瞬昼間にするかのような閃光にどきっとすると、ものすごくでかい雷鳴がとどろきわたった。すごく近くに落ちたみたい‥。
 浅い眠りを経て、朝5時半に起きだしたら、停電で真っ暗だった‥。
 娘といえばそんな夜中の雷雨にまったく気づかず、朝まで爆睡していたらしい。うらやましいというかなんとういうか。

 息子は雨の中、修学旅行に出かけていったのであった。

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 2026年、良い一年にしてゆきたいですね!
 

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