未舗装道路と総選挙

　10月29日（水）はタンザニアの5年に一度の総選挙の日だ。複数政党制による総選挙は1995年に始まり、7回目となる。与党CCMの候補は現職のサミア スルフ ハッサン大統領である。この間にもいろいろあるようだけど、平和で公正な選挙となるように願っている。

10月半ばに撮影した工事中の未舗装道路。電柱には選挙ポスターも

　ところで、タンザニアはダルエスサラームのわたしの住んでいたフラット（今は息子がいる）への道は万年未舗装道路で、周りの道がどんどん舗装されている中でもしぶとくそのままの状態を維持し続けていて、馴染みのタクシー運転手さんにも「忘れ去られた道路だね」と言われるほどであった。その道筋にお偉いさんが住んでいないということも影響していたのかどうか。。

昨年の大雨季の時

タンザニアのウユニ湖になれたかもしれない水たまり!?

　今年の9月に入ってその道路がいよいよ舗装されそうだと息子から写真が送られてきた。雨季には巨大水たまりと化していた道路にきれいにグレーダーがかけられている！（そのせいで道の下の地面に埋まっていた塩化ビニールの水道管がぶち切られてしばらく断水だったらしいけど。。）おお、総選挙日までに舗装されるのだろうか！？

　と、ちょっと期待していたけど、10月半ばに送られてきた写真は以下のようだったので、それには間に合わないようだ。しかし、変わりつつあるタンザニア、ダルエスサラームの一端を示しているのだろう。

　大雨季で雨がドシャドシャ降った晩には、一斉にカエルの大合唱が響いてくる（どこからやってくるのかが不思議だったけど）ような場所だったけど、水溜りの中におたまじゃくしが泳いでいるのをみたこともあったけど、そういったことは無くなっていくのだろうなと思うとさびしくもある。。