こんな時期だけどフランス、ドイツへ

 娘がフランスに留学中で、息子がドイツで仕事をしていたので、娘のお休みに合わせて、家族に会いにフランス、ドイツへ行ってきました。

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パリのアフリカ街があるシャトー ルージュ地区

 円安だし、イスラエル政府のパレスチナに対する暴挙、ガザの人々へのジェノサイドは、未だ続いています。それを支援するアメリカ、ヨーロッパをはじめとする国々(日本政府もイスラエルから戦闘用ドローンを購入しようとしている!)は、その「二重基準」(ロシアのウクライナ侵攻、侵略に対してロシアに厳しく対処するのに、パレスチナを占領、入植し続けるイスラエルには、ガザの人々へのジェノサイドがこんなにあからさまになっても、支援し続けている。。。)が顕著に見えてきてるのに隠そうともしてないこの時期に、ヨーロッパ、しかもフランス、ドイツに行くのかよ、と自分に突っ込みながらも、行ってきました。

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フランス、リヨンの朝市でのリンゴたち。とてもいろんな種類があって、同じ種類でも形やサイズがまちまちなのがいい感じだった。

 実際、ドイツ、ミュンヘンのからくり時計が有名な新市庁舎には、ウクライナの旗と共にイスラエルの旗も掲げてあり、二重基準を堂々と曝け出している様子に、非常に不快で、墨を呑んだような気持ちになりました。

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 でも、同じくドイツの地方都市では、パレスチナの旗を掲げながら「Free Palestine!」と大きく声を上げている一団にも出会いました。道路の反対側から唱和しながら見つめることしかできませんでしたが。。

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 フランス、パリのシャトー ルージュというアフリカ人向けの食料品や布や雑貨などを売る店が広がる地区(賑やかで活気があった!)では、パレスチナの国旗の色の上に”Stop arming Israel”と書かれたステッカーを見かけました。

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 娘がここは美味しいに違いないと言うミュンヘンのファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)が評判のお店「Sesam Falafel」ですごく美味い、ファラフェル、フムス(ひよこ豆などのペースト)やチキン、サラダなどの盛り合わせプレートやマナキッシュザアタル(アラブのピザのようなもの)を用意してくれたのは、パレスチナ出身のお兄ちゃんでした。

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 毎日2万歩近く歩いた旅でした。感じたことをこのブログで記してみたいなと思っていますのでよろしくお願いします。

 
 

 

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