千葉の柏でアフリカに浸る⭐️コンゴ(民)料理店『MOTINDI』

  噂に聞いていた千葉の柏にあるコンゴ(民主共和国)料理のお店「Motindi/モティンディ」に友人と二人で初訪問!!

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 柏駅から徒歩5分ほど。お店の外にもマスターの似顔絵らしきペイントなどがカラフルに施されているのですぐわかる。

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 夜だったこともあり、ちょっとキッチュっぽさも漂う外観からは「一見さんには入りにくいかも。。」と友人と会話しながら覗き込むと、想像と違って中は広々としていて明るいのだった。

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 店内にはアフリカ柄やアフリカっぽいイラストや模様が溢れてる。エアコンまでシマウマ柄だったりする。こんなにいろんな色柄を使ったら、ごちゃごちゃ感マシマシになりそうなものだけど、ちゃんと調和が取れてるのがスゴイ。アフリカ布が巻かれたソファは座り心地もとてもよく、コンゴポップのMVが流れる店内は心も弾む居心地の良さなのだった。

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 お客さんもカウンター席にも数人、それに八人ぐらいのグループで来ている人たちもいて、なかなかの入り。

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マスターのショーンさん

 マスターのショーンさんがシマウマ柄の布カバーのついたメニューを持ってきて、大きな笑顔で迎えてくれる。

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カーペットには大きな足跡が!


 メニューもいろいろ、サモサや揚げバナナ、ムシカキ(牛サイコロの串焼き:ここのメニューではKAMUNDELE)、フライドチキンなどもあり、写真の下にリンガラ語、英語、日本語で料理の名前が載っている。MIKATEは、タンザニア、スワヒリ語ではパンの複数形だけど、ここではアフリカンドーナツとまんまるな揚げドーナツで甘いのだという。

 メインメニューもウガリ(穀物、主にトウモロコシ、の粉を練り上げた主食)もあるし(メニューではセモリナと記載されてた)やごはんとトマト煮込みシチューなどとの組み合わせで、タンザニア料理を彷彿させるけど、ピーナツテイストの煮込みが多いのはコンゴ風なのかな。テラピアもメニューにある!

 熟孝の末、白インゲン豆のトマト煮&ホウレン草と野菜のいため煮&干ダラと野菜の揚げ煮(MADESU&NDUNDA&MAKABU)という盛りだくさんのメニューを選ぶ(2,300円)。友人も一緒。いろんな味が楽しめそうだ。しかし、白インゲン豆のトマト煮は人気メニューなのか、もう品切れだというので、わがまま言って別のメニューにあったチキンと野菜のトマトピーナツ煮を代わりに入れてもらうことに特別に?オッケーしてもらう。

 飲み物は、コンゴのビールはなかったけど、エチオピアビールがあったので、それと、友人は車で来てたので、パッションジュースをオーダー。濃いめの味のエチオピアビール、旨し。

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 厨房はショーンさんのおつれあいの舞さんが担当していて、二人でお店を切り盛りしているのだそうだ。

 突き出し?にバナナチップス。甘くないサクサクした風味がビールにもよく合う。

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 特別メニューだったせいか、しばらく待ったけど(メニューにも「不器用な2人でやっているので、オーダー提供までに時間がかかることも多々ありますが、大目に見てやってください。m(_ _)m」ってありました😆)、でもダンサブルな音楽聴きながら、店内の装飾を楽しく感じながら、忙しそうだけど、お客さんたちと楽しく会話するのも忘れないショーンさんに「おなかすいたー」などと言いながら、ビール片手にこちらも友人とおしゃべりしてたから、楽しく待つことができたよ。

 さて、お料理が来た!チキンも柔らかくトマトとピーナツの味が染みてるし、干ダラも柔らかく煮込まれながらも歯応えが楽しく、ホウレン草や野菜もそれぞれの味わいが滲み出ていて、ごはんに混ぜながらその美味しい組み合わせを堪能した。

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 自家製ピリピリ(とうがらし)も出していただく。「すっごく辛いよ」とショーンさんが言うだけあって、ほんのちょっとでもむっちゃ辛い!でもその刺激がたまらなくてまた手が伸びてしまう。

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NIDOの空き缶がまたアフリカっぽさを醸し出す

 ひき肉などの中身ぎっしりでサクサクの揚げたてサモサもいただいた。この自家製ピリピリがまたよく合うのだ。

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食べ始めてから慌てて写真を撮ったためちょっとピントが合っていず。。


 ドリンクメニューのカクテルの中の”アフリカン”というのが気になり、ショーンさんに訊いてみると、ジントニックやウォッカトニックにジンジャーを加えたものなのだそうだ。ほほう。
 ウォッカの方がお勧めというので、アルコール度数がちょっと心配ではあったけど、アフリカンウォッカトニックをオーダー。想像以上にジンジャーがたくさん入っててかなりピリッとしててイケる味なのであった。(写真撮り忘れました)

 そして、お手洗いのドアも中もシマウマ柄!!徹底してる。

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 アフリカ布のこういう飾り方もいいねえ。

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 ショーンさんと舞さん。厨房で大活躍の舞さんの作るコンゴ料理はコンゴの味わいのまんまなのだそうだ。コンゴ料理の美味しさをそのまま伝えたいと日本人むけにとおもねらない心意気!美味しくいただきました。

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 クリスマスイブや大晦日にも楽しいイベントがあるとのこと。賑やかな夜を楽しめそう。

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  クリスマスのイベントはこちら(Motindiのインスタ)

 お会計の時に、わたしは自分のメガネを見失ない(まったくねえ)、ショーンさんも舞さんもあちこち探してくれて、見つかった後も「よくあることよ」と気遣ってくれてありがたかった。(メガネは結局自分のバックの奥底にあった😆スミマセン)



 帰り際にいただいたコンゴのジンジャーキャンディ。写真ではちょっとわかりにくかもだいけど、元気出そうな写真付きの包み紙。

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 口に入れたら、ジンジャーのピリッとした味が半端なく広がるのだった。強烈!だけどマジに元気が蘇る感じ。

 蘇る感じはこのお店、Motindi(結局名前の意味を聞くのを忘れたけど、リンガラ語のGoogle翻訳だと「送り主」とでてきた)にもつながるかも。楽しく美味しく体だけでなく心にもエネルギーチャージができるレストランなのだった。

 
⭐️住所:〒277-0852 千葉県柏市旭町1-3-7 1F
⭐️電話:050-1481-2552
⭐️営業時間:17:00-24:00 時々ランチ 火曜,祝日休み(←インスタより)


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お店にあったコンゴ民主共和国の地図


 明日20日はコンゴ民主共和国の大統領選挙の日。平穏で大勢の人々が投票できる選挙となりますよう。
 

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