ネコたちを訪ねて@ザンジバル

 今回、ストーンタウンでやりたかったことの一つに2017年に『岩合光昭の世界ネコ歩き』の番組のお手伝いをした時に出会ったネコたちの消息が知りたかったってことがある。その後も何度か訪れていて、健在を確認してきたネコたちもいるけれど、“今”はどうしているのだろうと気になったのだ。

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ギゼンガ通り

 本編には登場しなかったけど、『ネコ歩き』のザンジバルネコ探しの中で巡りあい、ギゼンガ通りのインド系ファミリーの雑貨屋さんの店の前のガラスケースの上にいつもドーンと寝てた“看板ネコ”のケリー。(『MUSIC LIFE 特集●フレディ・マーキュリー/QUEEN<シンコー・ミュージック・ムック>』に掲載のエッセイにも登場)
 当時、飼い主であるお店のご主人がニコニコ顔で「指先にバターのかけらを乗せて差し出すとすごおく喜んで指までぺろぺろ舐めるんだよ」と言っていたのを思い出す。
 今回、お店を訪ねた時には、ケリーは見当たらなかった。お店のママに尋ねたら、悲しそうな顔で「10ヶ月ほど前に亡くなっちゃったのよ。ガンでね。。」と言う。もう会えないのか。。最期まで家の人たちに愛されて逝ったんだね。

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お店の中にいたケリー。後ろ姿の写真しか見つからず、残念。。

 番組にも登場した男性たちが政治談義などを交わしたりサッカー観戦したりする場所Jaws Corner(壁の絵が変わっていた)。

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 そのそばの通りに置かれた段ボールの中で子育てをしていたミナ、2020年に訪れた時にはその美しい肢体でくつろいでたのだけど、今回は見当たらず。。子ネコが生まれるとダンボールを用意したり、餌をやったりといろいろ近所の人たちが世話を焼いていたのだが。。彼女のお世話を中心になってやっていた雑貨屋さんで店番していた若い女の子に聞いてみたけど、ネコのこと自体を知らないと言っていた。。どこへ行ってしまったんだろうか。

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2018年と2019年に”再会”したときのミナ

 ペスパの上でいつもお昼寝していたシンバというネコも少し前に交通事故で逝ってしまったという。その界隈の有名ネコだったので、ぽっかり空いたペスパの座席を見て寂しく思う人々も多いのではないだろうか。

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シンバ

 野菜たっぷりのココナツカレーやシーフードが美味しいアーキペラーゴレストラン。

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 今はカウンダ通り沿いに場所を移したが、ケニヤッタ通りのどんつき、海の近くにあった時、オーナーの貫禄ある飼い猫ポギーは、レストランの隣のダイビングショップにその名前入りの餌皿が置いてあるくらい、その近辺の主なのだった。海岸で漁師たちのお裾分けを待っているストリートキャットたちと張り合っていることもしばしば。そして撫でようと近づくと“フン”って感じでそっぽ向く俺様ネコ!彼も今回は見かけなかったけど、オーナーの家にいるんじゃないかなって話を耳にしたから、きっと相変わらず俺様してるんだろう。(タンザニアで使ってるPCの中に残念ながらポギーの写真がなく😢)
 
 昨夜は屋台のあった場所もガラーンとして、お掃除をしてくれている人々を見かける朝のフォロダニ公園。

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 浜辺ではあまりネコたちを見かけなかったけど、フォロダニ公園にはめっちゃたくさんネコたちがいた。夜に賑やかに出てくる屋台のおこぼれを狙っているのだろう。

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 あ、公園の外れの石の囲いの上で海を見ているネコは、もしかして3年前、2019年に息子や娘と来た時にもいたネコじゃないかしらん。

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 下記が3年前に撮った写真。

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 この場所がお気に入りなのね。また会えたね(って一方的だけどね)。

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 元気そうで何より。ネコの人生にも、もちろんいろいろあるだろうけど、お気に入りの場所でこれからも元気に歳を重ねていってねって願うのだった。願うことしかできないけど。。

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