ビルになったキスツ市場
立派なビルの中に入ったキスツ市場。昨年2021年2月23日にオープンしたとのこと。昨年タンザニアに来た時にも通りかかってはいたけど、以前の長く親しんだ市場が変わってしまったんじゃないかという思いがあり、なかなか中に入る気がおきなかった。

ダルエスサラームのキスツ地区。ビルになる前の市場、幹線道路に面している同じ場所にあった野菜、果物、お米、鶏まで売ってるキスツ市場にはほんとに長年お世話になってきた。大きめなキカプ(カゴ)を抱えて、一国一城のあるじ(=市場のおじさん。なぜかおばさんは少なめ)たちの小さな空間、売り場がたくさん並ぶ中を新鮮な食品を求めてあっちに行ったりこっちに行ったりするのは楽しかった。顔馴染みの店主たちもできて挨拶やおしゃべりしながら買い物するのも嬉しかった。
2015年のキスツ市場のブログもあります→https://asatanza.seesaa.net/article/201502article_6.html
2019年には別の場所に移転していたけど、それはこのビル建設のためだったのね。
今回、日本から遊びに来てくれた友人が市場に行ってみたいと言ったこともあり、ビルになったキスツ市場に足を踏み入れてみた。メインの入り口にはシャンデリアまでありゴージャスな雰囲気!?
中も想像以上に賑やかだった。グランドフロアには米、豆、卵、そしてタンザニア名産カシューナッツのたくさん並ぶコーナーも!観光客の来客も想定してるのかな。通りかかると市場のおじさん、おばさんたちが「Karibu(いらっしゃい)」と声をかけてくれるのは変わらず。


エレベーターもあった!お客さんのためもあるだろうけど、荷物を上の階まで運ぶのには必要だよね。
その上の階(エレベーターだとMフロア)は野菜売り場。色とりどりの新鮮な野菜が並ぶ。キャベツ、オクラ、トマト、葉物もいく種類も。料理欲をそそられる。広々としてて、雨でももちろん濡れたり市場内の道がぬかるんだりしないのはいいよね。

ちょっとびっくりしたのは、ヤシの実削りマシーンがあったこと。熟したヤシの実の中の白く固くなった部分を削って、ココナツミルクを作るのだが、わたしは手作業の削り方しか今まで知らなかったので、こんなのもあるんだという驚きが。ココナツミルクが一度にたっぷりできそう。(同じ階には食堂もある)
顔馴染みだったおじさんを見かけて嬉しかった。いつもこのおじさんからはニンニクやショウガたタマリンドの果実(ジュースにする)などを購入してた。元気そうでよかった。
そのまた上は果物売り場。タンザニアは野菜も美味しいけど、果物も美味しくて豊富!!友人も「こんなにいろんな果物がたくさんあるのはすごい!」と感嘆してた。最近はリンゴなど南アフリカからの輸入果物も入ってきてるけど、ほとんどのものがタンザニア産で、それぞれが媚びない旨さを発してくれてるのがなんともいえず嬉しい。タンザニアにいる喜びの一つは果物の美味しさと言ってもいいくらい。



その上にはカゴや紐などの雑貨、ミシンや量りが並ぶ階も。大統領たちの額入り写真や古本も売ってたりもして、いろんな店が入り混じっている感じ。何売ってるかなーって覗いてみるのも楽しい。

あのヤシの実削りマシーンも売っていた。小さめのもので20万シリング(1円=約16シリング)だという。家で買うには価格が張るし、サイズもでかいから、業務用だねえ、きっと。タンザニアメードのマシーンなのだそうだ。
またその上には種や肥料などを売っている店がある階も。ニャニャチュング(アフリカナス)の種を見せてもらった。

左がお馴染みのニャニャチュングで、店主いわく右はより苦くて美味しいのだと。それそれ3,000シリング。
一番上の階は、光が差し込んで明るかったけど、わたしの見る限り、服の仕立て屋さんらしき店が一店だけでまだガラーンとしてた。これからなのかもね。
吹き抜けから各階を覗くことができる。
ビルになっても市場の賑やかさはそのままだったキスツ市場。新鮮なお米や野菜や果物などタンザニアの恵に囲まれる幸せがある。

ダルエスサラームのキスツ地区。ビルになる前の市場、幹線道路に面している同じ場所にあった野菜、果物、お米、鶏まで売ってるキスツ市場にはほんとに長年お世話になってきた。大きめなキカプ(カゴ)を抱えて、一国一城のあるじ(=市場のおじさん。なぜかおばさんは少なめ)たちの小さな空間、売り場がたくさん並ぶ中を新鮮な食品を求めてあっちに行ったりこっちに行ったりするのは楽しかった。顔馴染みの店主たちもできて挨拶やおしゃべりしながら買い物するのも嬉しかった。
2015年のキスツ市場のブログもあります→https://asatanza.seesaa.net/article/201502article_6.html
2019年には別の場所に移転していたけど、それはこのビル建設のためだったのね。
今回、日本から遊びに来てくれた友人が市場に行ってみたいと言ったこともあり、ビルになったキスツ市場に足を踏み入れてみた。メインの入り口にはシャンデリアまでありゴージャスな雰囲気!?
中も想像以上に賑やかだった。グランドフロアには米、豆、卵、そしてタンザニア名産カシューナッツのたくさん並ぶコーナーも!観光客の来客も想定してるのかな。通りかかると市場のおじさん、おばさんたちが「Karibu(いらっしゃい)」と声をかけてくれるのは変わらず。


エレベーターもあった!お客さんのためもあるだろうけど、荷物を上の階まで運ぶのには必要だよね。
その上の階(エレベーターだとMフロア)は野菜売り場。色とりどりの新鮮な野菜が並ぶ。キャベツ、オクラ、トマト、葉物もいく種類も。料理欲をそそられる。広々としてて、雨でももちろん濡れたり市場内の道がぬかるんだりしないのはいいよね。

ちょっとびっくりしたのは、ヤシの実削りマシーンがあったこと。熟したヤシの実の中の白く固くなった部分を削って、ココナツミルクを作るのだが、わたしは手作業の削り方しか今まで知らなかったので、こんなのもあるんだという驚きが。ココナツミルクが一度にたっぷりできそう。(同じ階には食堂もある)
顔馴染みだったおじさんを見かけて嬉しかった。いつもこのおじさんからはニンニクやショウガたタマリンドの果実(ジュースにする)などを購入してた。元気そうでよかった。
そのまた上は果物売り場。タンザニアは野菜も美味しいけど、果物も美味しくて豊富!!友人も「こんなにいろんな果物がたくさんあるのはすごい!」と感嘆してた。最近はリンゴなど南アフリカからの輸入果物も入ってきてるけど、ほとんどのものがタンザニア産で、それぞれが媚びない旨さを発してくれてるのがなんともいえず嬉しい。タンザニアにいる喜びの一つは果物の美味しさと言ってもいいくらい。



その上にはカゴや紐などの雑貨、ミシンや量りが並ぶ階も。大統領たちの額入り写真や古本も売ってたりもして、いろんな店が入り混じっている感じ。何売ってるかなーって覗いてみるのも楽しい。

あのヤシの実削りマシーンも売っていた。小さめのもので20万シリング(1円=約16シリング)だという。家で買うには価格が張るし、サイズもでかいから、業務用だねえ、きっと。タンザニアメードのマシーンなのだそうだ。
またその上には種や肥料などを売っている店がある階も。ニャニャチュング(アフリカナス)の種を見せてもらった。

左がお馴染みのニャニャチュングで、店主いわく右はより苦くて美味しいのだと。それそれ3,000シリング。
一番上の階は、光が差し込んで明るかったけど、わたしの見る限り、服の仕立て屋さんらしき店が一店だけでまだガラーンとしてた。これからなのかもね。
吹き抜けから各階を覗くことができる。
ビルになっても市場の賑やかさはそのままだったキスツ市場。新鮮なお米や野菜や果物などタンザニアの恵に囲まれる幸せがある。
この記事へのコメント
コメント、ありがとうございます!!
そうなんです。
新鮮な野菜や果物がいっぱいなのはとても嬉しいことですね♡
Karibu tena!!
ソフィアハウスに住んでいたことがあるんですね!!市場の馴染みのおばさん、おじさんたちが元気にお仕事続けている姿に再会できるのは嬉しいですよねえ。
食堂で使用済みのティッシュを残したら怒られたということは、もし残飯などがあった場合は、家畜の餌?などに再利用してるってことでしょうかね??なんて考えちゃたりしました。