ザンジバルの楽園⭐️パラダイスビーチバンガローズ!


パラダイスビーチバンガローズ(Paradise Beach Bangalows)、海と空と砂浜と椰子の木々が醸し出す光景に太陽のように明るい女将がいて海の幸や地元野菜の味わい深いお料理と冷たいビールが最高な限りなく天国に近い(!?)お宿です。

パラダイスの海
ザンジバル島(ウングジャ島)の東海岸パジェにある1992年創業のこのお宿(来年で30周年だ!

「当時は白い砂浜とココナツの木があるだけの土地でした。『こんな素敵な場所で自然を壊さずに、良心的なお値段で宿泊できて、おいしい食事ができる場所を提供できたらば』と、北海道出身の三浦砂織が、東アフリカはタンザニア連合共和国にあるザンジバル島、その中でもひときわ美しい砂浜と静かな自然が広がるここpajeで始めました。」
とありました。

海から見たパラダイス

パラダイスから見た海
わたしがタンザニアに住み始めたのは1989年なので、砂織さんとタンザニア生活開始時期がぐっと近く、彼女は心強いタンザニア仲間なのです。
パラダイスビーチバンガローの30年にはたいへんなこともあったことでしょうけど、いつもおおらかに歌うように「なんもなんも」って感じで乗り越えていっている砂織さんをほんと、尊敬しています(本人には言ってないけど!)。

頼れる番頭アリさん、バティック服も素敵な砂織さん、アムリさん
楽園(パラダイスビーチバンガローズ)には、ごちそうがいっぱいです。
<白い砂浜と青い海>
なんといっても海が素晴らしい。ここに宿を構えた砂織さんのセンスには脱帽です。
白い砂浜と透き通ったブルーのグラデーションがなんとも素晴らしい海。穏やかな波の時には青空がそのまま海の色となります。大胆な潮の満ち引きも魅力です。引き潮の時にはどこまでも歩いていけそうな気持ちになるし、満潮時の押し寄せてくる波の主張にも耳を傾けたくなります。
そして太陽の光で刻々と表情を変える海を肴にいただくビールはまた格別です!


<緑の中に溶け込むようなコテージたち>
昔からザンジバルで使われてきたライムストーン(石灰岩)を使った白い壁や椰子の葉葺きの屋根のバンガローの中で海の音を聴きながらゆったりした時間が過ごせます。

各バンガローの入り口ドアには彫刻が施されてます。ティンガティンガのプレートに載せたそれぞれのお部屋の名前も愛らしいです。

このお部屋の名前はなんとUMI!
明るく清潔な室内には、天蓋付蚊帳付ベッドやちょっとアンティークな香りの戸棚や箪笥などが置かれ、ザンジバルらしさを感じさせてくれます。

2004年だったかに日本からタンザニアに遊びにきた我が父も単身でこのお宿に一週間ほどお世話になりました。毎晩砂織さんがワインの晩酌に付き合ってくれていたそうです。ありがたや。滞在中に砂織さんに頼まれて父が描いた看板は風格を増していましたが、まだテーブルとして使われていました。

<砂織さんのみずみずしい貫禄とスタッフたちの笑顔>
砂織さんは、多くのスタッフたちを支えながら、パラダイスをよりパラダイスにしてきたとっても頼もしい女将ですが、歌うような声でおしゃべりする少女のようでもあります。そのみずみずしい貫禄!がとても魅力的です。
今やすっかり頼れる番頭さんとなったアリさんや砂織さんの薫陶よろしく巻き寿司もばっちりのファトゥマさんはじめ厨房担当のママたちやスラリとしたマサイの警備員たちなど、笑顔のステキなスタッフたちと接するのもまたパラダイスステイの楽しさの一つです。
<美味しいお料理!>
朝の光に溢れた食堂で海を眺めながらフルーツ、チャイ、卵、ふかふかのパンの朝食を太陽とスタッフの笑顔とともにいただけば、エネルギーもばっちり充電されます。

ランチの人気メニュー、冷麺。韓国の人も讃える美味しさです。

良い魚が手に入った日は、オーナー手作りの刺身や寿司などの新鮮な日本食が味わえます。もちろん普段のお食事も野菜や海の幸たっぷりでしみじみと美味しいのでビールやワインがすすんでしまいます。

<動物たちにも楽園>
メイやマサなどパラダイスで暮らす愛すべき犬たち。磯遊びについてきたり、ひたすら寝ていたり、歌うように声を出したり、マイペースな彼らですがその存在に癒されます。犬たちよりも威張っている猫たちや、鶏やホロホロ鳥などが緑の中でのびのび暮らしてます。

メイちゃん(左)とマサちゃん
<楽園でイロイロアクティビティ>
いろんなアクティビティのアレンジもお願いできちゃいます。いながらにして、ザンジバルならではのへナペインティングやマッサージ、髪結いをしてもらえたり、スワヒリ料理教室が開かれることもあるそうです。イルカと泳ぐツアーやザンジバルにしかいないサル、ザンジバルレッドコロブスモンキーツアーなどのアレンジも!(それぞれ別途料金が必要です)

ヘナペインティング
ぐーんと身も心も伸ばしきって、新たな元気を蓄えられる、そんなゆったりした豪勢な気分をリーズナブルな料金で楽しめてしまう贅沢な楽園なのです。

☆アクセス:ザンジバルタウンから車で一時間、東海岸のパジェにあります。
☆宿泊料金:シングル$55〜70、ダブル$65〜80(朝食付き)シーズンによります。詳しくはこちらへ
この記事へのコメント