新しい料理はバーから始まる!?☆Triple7

 初めてのタンザニア料理を食べた。以前、レストランVVKを教えてくれた食通のタンザニア人Jさんとその夫人Yさんに連れていってもらったレストランはカウェにあるトリプル7(Triple7)という縁起よさそうな名前。ちょっとおしゃれな雰囲気のタンザニア料理のレストラン。広々としたオープンエアで木陰や日蔭でゆったりと座れる。お天気の良い日はとても気持ちいい。まだオープンして1年ほどだそうだ。

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上下ともTriple7。道路からはこれらの建物が見えるよ。


 夜はバーになるそうで、ライブがあることも。Jさん曰く、昼間とはまた違った雰囲気になって、それもなかなかいいのだそうだ。でも夜9時半に寝てしまうわたしには、行く機会があるかな~。

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 食事のメニューもいろいろあったけど、食べたことのないものに挑戦してみた。Jさんお勧めのマカンゲ(Makange)とココト(Kokoto)。どちらもタンザニア料理だけど、結構最近できた料理らしい。マカンゲはここ5年くらい、ココトはごく最近、1年ほど前くらいから見かけるようになったとJさんは言う。Jさんによるとバー発祥の料理なのだとか。

 後日、我が家のお手伝いさんのZ嬢はじめ、周りの人にきいてみたけど、ココトは食べたことはもちろん、聞いたことのある人はなく、マカンゲはその名を耳にしたことはあっても、食べたことはないという人がほとんどだった。

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 さて、マカンゲとはどんな料理なのか。お店のお姉さんにきいてみると、「肉をいためて(揚げて?)炒めた野菜とともに煮込んだもので、ちょっとソースが残っているもの」と言う。マカンゲの名の由来は?と聞いたけど「さあ?」というお答えだった。

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駐車スペースもたっぷり


 ココトは「ソースのからまってないお肉とニンジンの料理」とのことだった。この店のオリジナルというわけではなさそうで、店の姉さんは「白ご飯がどの店にもあるようにココトもどこにもあるわよ」と言ってたけどそうかなあ?

 さて、チキンのマカンゲは、細長いしゃれたお皿に真っ白なウガリとともにどーんっとやってきた。かなり濃厚なトマトソースには小さく切ったニンジンとピーマンが絡まっていて、かなりたくさんあるはずの骨付きチキンをおおい隠している。スピナチ(青菜)の炒め物とマハラゲ(お豆のおかず)つきで10,000シリングほど。ちょっと値段も高い。だけどボリュームもすごい。

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Makange


 チキンはとても柔らかく、しっかりした濃いトマト味の野菜ソースと絡めて食べると、頼りがいのあるおいしさだ。これはビールと相性がよさそう。と、ちゃっかり昼ビール!(ウガリだったので)手で食べてたから、手がべとべとになるのが玉にキズ。

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 マカンゲをもっと知りたい?と、家に戻ってからネット検索してみたら、スワヒリ語のJamii Forum※というサイトで「誰かマカンゲの作り方を教えて~!」という質問を見かけた。この質問主の夫はマカンゲを求めていつもふらふら出かけてしまうそうなので、家でマカンゲを作って、夫のふらふらを食い止めたいらしい。2012年9月の記事だ。
 
 そのサイトで以下のようにマカンゲの作り方を答えていた人がいた。

チキンやヤギのマカンゲは、まず肉を焼いて、それから、トマト、玉ネギ、ショウガ、ピーマン、ニンジンを揚げたり蒸し焼きにしたりするんだ。塩とライムを少し。人数によって分量は変わるよ。

というごくアバウトなものだったけど、質問主からは「どうもありがとう!これで救われたわ」というお礼が。材料はトリプル7で食べたマカンゲと同じみたいだったけど、このレシピでマカンゲをどう作るの?最後に煮込めばいいの??

 さて、Yさんはビーフのココトを注文。Yさんも初めて食べるのだって。
 でてきたココトは、芸術的だった。花のような極細の千切りの煮込んだニンジンの間から、さいころ型のようなコロコロした牛肉が顔をだしている。店の姉さんの言ってたようにソースは絡まってない。Yさんからわけてもらったら、柔らかなニンジンの甘さときりっと塩味のこれまた程良く柔らかいお肉が織りなすハーモニーがぐっとくる味。ウガリと食べてもいいけど、ビールのつまみにもすっごくいい。

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Kokoto。サラダのカチュンバリは別注文

 
 なんでココトというかは、店の姉さんも「料理を見ればわかるでしょ」って。
 ココトとはスワヒリ語である程度大きさの揃った石のこと。建材に使うために割られた石のことだ。ソースの絡まってないお肉がそう見えると。。
 
 タンザニアのバーは料理創作の場でもあるのか。酒飲みの飽くなき欲求?要求?日本でもそうかな?

 なので、質問主が家でマカンゲを作ったとしても、夫が家に落ち着くかは、うーん??

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トイレもきれい

 

 トリプル7、お財布と時間にちょっと余裕のある時、昼ビールを楽しみながらゆったりとボリューミーでおいしいタンザニアの新しい味を楽しむにはもってこい。ビールなしでももちろん。夜のバーの光景も気になる。Jさん、Yさん、教えてくれてアサンテ!



Truple7
営業時間 平日08:00~25:00  金土08:00~翌朝まで
Tel 0772-180777/0777-782777






 
http://www.jamiiforums.com/jf-chef/339766-mtaalamu-wa-makange.html

この記事へのコメント

aya
2015年08月17日 23:38
見た目も鮮やかでとっても素敵!野菜もたっぷりでそちらのお料理は本当においしそうですね。どちらもビールに合うってのがまたそそられます。さすがバー生まれ。
新しいタンザニア料理、ってなんか不思議な感じ。新しい日本料理、って耳にしないですもんねー
サイトの回答レシピ、アバウトすぎて笑えますね。質問者が納得してるのがまたおかしい(^Д^)
asami
2015年08月20日 20:00
ayaさん

おいしかったですよ~。酒飲みは野菜を欲するのでしょうか??
いずれayaさんがお店をオープンしたら、そのお店発祥のお料理というのが南アで広まっていくかも??楽しみです。

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