ハバナで聴こえるアフリカ 

 日中のネプトゥーノ通りのカサ(民宿)の近辺にはネコや犬がのんびり寝転んでいた。  ある日の昼間、カサの部屋の中にいたら、とてもとてもリズミカルな太鼓や鐘などを打つ音が壁づたいに響いてきた。  「えっえっ?これは何?どこで何を演奏してるの?」ってすごく気になって、カサのベランダに出てみたら、音が遠のくのである。上から周り…

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47回めのサバサバ

 7月7日はスワヒリ語でサバサバ。それを挟んで毎年開催されているダルエスサラーム国際見本市(Dar es Salaam International Trade Fair )は、通称サバサバと呼ばれている。今年は47回めという。今年の会期は、6月23日から7月13日まで。そのサバサバになんと9年ぶりに行ってきた。  入場料は大人3,…

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彫刻家の祖父と父とそして息子と

 彫刻家マティアス ナンポカの次男坊、20歳になるというヨハナ。彼も彫刻家になりたいという。  父マティアスは今年52歳、彼の父、エバリストもシェタニ(精霊)の作品ばかりを創っていたマコンデ彫刻家(出身はモザンビークで、モザンビークのポルトガルからの独立戦争の時にタンザニアに逃れてきた)だった。その父は病気で2000年に他…

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キューバ、トリニダへケーキとともにバスに乗って

 滞在3日目、5月14日の日曜日の午前中にキューバの古くからある街トリニダ(今までトリニダッと表記してましたがタイピングがちょっとたいへんなので変更)へ向かう。ハバナから南東へ約300km。石畳のある街の佇まいの写真を見て、ぜひ行きたいと思っていた。世界文化遺産にもなっている。  ハバナのカサ(宿)の人に一人US$35…

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トリニダの青い空

 キューバのトリニダの街、真っ青の空の下、強い太陽の光に、パステルカラーやさまざまな空色などに塗られた歴史ある建物たちが照らされている。道いっぱいに広がる石畳が眩しく映る。その鮮やかな光景に見惚れて、自分も太陽に焼かれつつあることを忘れてしまいそうになる。  この街は1514年、ハバナよりも早く植民者たちによって建設さ…

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キューバ、長距離夜行バス!

 キューバでは、ハバナの他にも行きたいと思っていたトリニダと「革命と音楽と坂の街」サンティアゴデクーバに行けたのだが、移動手段がかなり限られていた。国内線も本数がとても少なかったので、「旅の準備@キューバ」でも書いたようにViazulという大型長距離バスを利用した。  現地に着いてからでも購入できるようだが、売り場までの往復や、言…

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