ルカニ村のごはん

たわわに実るバナナ、下のほうにある畑ではトウモロコシもできる。家で飼ってる牛からは搾りたてのミルク、鶏の生みたての卵も! ルカニ村産バナナの煮込み  前回登場したルカニ村のシーザーさんは、 「村では畑や家畜からの恵みがたくさんあるので、食べ物には困らないよ。食料品を買う必要がほとんどないんだ。お金を出して買わなきゃいけ…

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国際エイズデーのあとで

 12月1日は国際エイズデーだった。その前後は、タンザニアではHIV/エイズ関連の報道が多かった。  報道※1によると、タンザニアには140万人のHIVとともに生きる人々がいるという。TACAIDS(Tanzania Commission for AIDS)のリポートによれば、そのうち現在ARVs(抗レトロウィルス薬)の治療を受け…

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ルカニ村の台所から

 土間にある石を三つ置いて作ったコンロの周りには、鍋や土器やしゃもじのほかのも小さなベンチや椅子がいくつか置かれていた。調理をする人とともにその子どもたちや手伝いをする人たちや、ただおしゃべりに来た人などが、コンロの火を囲むのだ。バナナシチューを煮込むちろちろと燃える火を見つめながら。 ルカニ村の自分の台所のアパティキシさん(19…

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子どもの本の持つちから☆ルカニ村

 小学生の3年生くらいのときだっただろうか、明け方に目がぱっちりと覚めてしまったとき、そのまま布団の中で読みかけの『ミツバチマーヤの冒険』のページを開いた。読み進めるにしたがって、周りの景色がだんだんと変わってゆく。明け方の空の中、わたし自身がミツバチになって飛び始め、物語の真っただ中に飛び込んでゆく、というときめきの経験を今でも覚えて…

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ルカニ村で『わたしの「やめて」』の読み聞かせ

「わたしの『やめて』」には、「平和と戦争をみつめる絵本」という副題がついている。  この絵本との関わりについてはすでに今年の2月のブログ『わたしの「やめて」』と『Sitaki』で書いた。 ルカニ村小学校5年生の子どもたち  かいつまむと、昨年閣議決定されてしまった「安保関連法案」に異議申し立てする「自由と平和のための京大有…

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『わたしの「やめて」』in キンゴルウィラ村!

 キンゴルウィラ村に行ってきた。  キンゴルウィラ村小学校の校庭のタンザニアではクリスマスツリーと呼ばれる鳳凰木は、花盛りだった。その木のそばで女の子たちが元気にキャッチボールして遊んでいる。試験が終わったばかりで、開放感でいっぱいなのかも。  日本政府の支援で新しい教室と職員室、トイレが作られたそうだ。…

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