マラリア

 しばらく更新が滞っているのを訝しく思ってくださった方もいらしたでしょうか。  なんと22年ぶりのマラリアとなり。。。以前になったときには地方から帰ってきた時ばかりだったので、ダルエスサラームでなるとは、思ってなかったということもあるけれど、高熱が出た翌日には、とある病院で血液検査を受けたにもかかわらず、「陰性」(つまりマ…

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シビアなマラリア顛末記

 仲良し夫婦でもないのに?夫婦そろってマラリアになってしまった。夫は26年ぶり、わたしはたぶん20年ぶりくらいである。  わたしは20年前には3回くらいマラリアになったことがあるが、すべてキゴマなど地方都市から帰ってきてからだった。マラリアを媒介するハマダラ蚊は、水のきれいなところに卵を産むときいていた。もちろん、ダルエスサラームでも…

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ICU病棟の人間模様

 D病院のわたしの入ったICU病棟にはベッドが3つあった。正確には4つなんだけど、わたしの隣にあったベッドはシングルサイズで小さめだったらしく、使われてなかった。  わたしが真ん中のベッドに入った時には、左隣には60代と思われるインド・パキスタンン系タンザニア人の男性、右隣には、やはり60代であろうインド・パキスタン系の女性が入院…

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朝シャンならぬ朝オガはマスト

 「オガ!」という野太い声とともに病室のドアはバーンと開けられ、部屋の電気が容赦なく点けられていく。入ってきたのは小太りの女性看護師。  時計を見るとまだ午前5時8分。外は真っ暗。眠れぬ夜を経てうつらうつらしていたときのカウンターパンチだった。 なにせ看護師の第一声が朝の挨拶ではなく「オガ!」なのである。 病室の窓から見た…

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病院ごはん

 病院シリーズ(?)のラストは、D病院入院中に撮りためた「病院食」写真を一挙ご紹介。果たしてタンザニアの病院食は!?  Day 2(入院翌日)  08:30 朝ごはん(ミルクなしチャイ、食パン、茹でギンビ(=芋のようなもの)、ゆで卵:塩がいつもついてない、ウジ=お粥)     たぶん、朝食はどの患者さんも共通なん…

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