11月下旬にキルワに行った。世界遺産にもなっている遺跡を再訪するだけでなく、今回はマジマジの反乱の起点となった村を訪ねるという目的があった。マジマジの反乱は、1905年7月、キルワのナンデテ村で当時の宗主国ドイツが押し付けたプランテーションからマトゥンビ人の村人たちが綿花を引き抜いたことに始まったという。その闘いは野火のように民族や地…
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ダルエスサラームからキルワへ行く海沿いに走る(海はほとんど見えないけど)道路はとてもよくなったのでドライブも快適。10年前にルフィジ川にも橋がかかり、キルワの県庁所在地キルワ・マソコまで330㎞の道のりを6時間ほどで行ける。でも2001年の『カリブタンザニア』を見ると「(ルフィジ川を渡る)フェリーの待ち時間を除いて走行時間が7…
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それは長い長い道だ。起伏に富んだ道だ。わたしはその道を歩いている。坂道を上っているのだとずっと思っていた。下り道があったとしても、またそのうち上り坂になる。少しずつかもしれないけれど、高いところに向かって行っている。そう思っていた。
わたしの生まれる遥か前からこの道は続いている。その道中で、奴隷貿易が禁止となった。原爆が落とされ、…
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日本語の教科書の例文に「今、何が一番欲しいですか」という文章がある。これをこのまま尋ねると、タンザニア人の若い女性であるわたしの生徒のFさんはしばらく考えこむ。そして「冷たいお茶が欲しいです」などと言う。お茶はさっき飲んだばかりじゃん。「あたらしいすてきな靴」などという答えを予想していたわたしは肩透かし。
スワヒリ語で同じ質問を周…
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もうすぐ来るクリスマス。ダルエスサラームの街中にもクリスマスの飾り付けがそこここに。
郵便局
家の固定電話の通話料金の支払いに街中の電話局のオフィスに行った。入口のガラスの扉には赤と緑を基調にしたクリスマスのステッカーが貼ってある。。。と、よく見たら、さかさまなのだった。おっきなリボンの付いた鈴のステッカーのようだけど、…
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11月末にキルワで泊ったキルワ・ビーチ・ロッジは漁師の村の隣にあった。
明け方、金色の朝日の中を夜釣りに出かけていた船が戻ってくる。漁師たちを迎える浜辺も活気づいてくる。
今回は、ゲレザと呼ばれる砦や宮殿跡の残るキシワニ島だけでなく、遺跡の残るもう一つの島、ソンゴムナラへも足を伸ばした。ソンゴムナラ島へ…
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